青木麦生|AOKI Mugio
1978年、東京都阿佐ヶ谷生まれ。早稲田大学第二文学部在学中、歌人・水原紫苑の授業を受けたことをきっかけに、短歌創作を始める。
2000年、短歌研究臨時増刊『うたう』にて作品賞佳作。枡野浩一編『かなしーおもちゃ』(インフォバーン刊、05年)などに短歌を提供する一方、東京都杉並区内の区民掲示板131箇所に自作の短歌を貼り付ける「でんごんくんプロジェクト」(07年)以降、街に短歌を発表する試みを始める。
10年には、カッティングシートで切り抜いた短歌を街に貼った様子を写真に収めた処女歌集『阿佐ヶ谷ドクメンタ』を電子書籍として発表。以降、松戸アートラインプロジェクト2011(千葉県/11年)、黄金町バザール(横浜市/12年)、二子玉川青空アート&マート(世田谷区/13年・14年・15年)、BCTION(千代田区/15年)に参加。川の護岸や街路樹など、街の至る所に自作の短歌を貼り付けたサイトスペシフィックな作品を展開している。
URL: http://aomugio.com/
主なパフォーマンス
2007年「でんごんくんプロジェクト」(東京・杉並区)
2007年「TANKA PRESEPI a GUBBIO」(イタリア・グッビオ市)
2010年「阿佐ヶ谷ドクメンタ」(東京・杉並区)
2011年「松戸歌壇」(松戸アートラインプロジェクト2011/千葉・松戸市)
2012年「黄金町短歌譚」(黄金町バザール2012/神奈川・横浜市)
2013~16年「二子玉短歌ストラーダ」(二子玉川青空アート&マート/東京・世田谷区)
2014年「ニュー麹町短歌ビル」(BCTION、佐々木あらら氏との共作/東京・千代田区)
2015年「元池袋メトロポリ短歌」(新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館 池袋アートギャザリング参加作品/豊島区)
2015年「TANKA SONIC」(SONICART/千葉・幕張)
2017年「東京 TKO」(ホテルアートフェス/パークホテル東京)
2018~19年「怪盗ランポの挑戦状」(C-DEPOT主催/東京芸術劇場・豊島区)
2020年「新しい生活様式のニューノーマルな短歌」(C-DEPOT主催 RESURRECTION -その後の世界のアートと社会-/東京・渋谷区)
2021年「RANPO WANTED」(C-DEPOT主催/ロサ会館・豊島区)