でんごんくんプロジェクト D32-3 久我山会館


街には掲示板というものがある。
大きく分けて2種類。
区や市など自治体が掲出しているもの。
これは主に自治体が主催するイベントや交通安全ポスターなどが貼られている。
もう一つは町会が掲出しているもの。
こちらは主に町のお祭りなどのお知らせが貼られている。
そして、私が住む杉並区にはもう一つ、
区民専用掲示板「でんごんくん」がある。
これは、住民のPR活動のお手伝いをするというコンセプトのもとに設置された区民に開かれた掲示板なのである。
自分で貼って、掲出期間2週間を過ぎたら自分で剥がすというルールを守れば
一定の条件に抵触しなければ何でも自由に貼って構わないという画期的なシステムだ。
私は今月末、杉並区から転居しなければならない。
利用するなら今しかないのである。
短歌を貼るしかない。
貼るぞ短歌を。
私の短歌は非営利で政治宗教活動に関せず
個人団体を誹謗・中傷するものでもなく
公序良俗に反さないと確信している。
その他不適当と認められたら剥がされれば良い。
それもまた一興だろう。
幸い、時間は有り余るほどある。
2進法の世界に置いておくだけでは我が短歌も息苦しかろう。
私はここに、でんごんくんプロジェクトの開会を宣言する。
一日一貼、一日一貼りだ。
★はがしびと募集★
ただいま剥がしていただける人募集中です。
お近くにお住まいの方いらっしゃいましたら
剥がしていただける短歌のコメント欄に一言お知らせください。
掲出日の2週間後に剥がしてもらえればと思います。
大変恐縮なのですが謝礼はお支払いできません。
もし、ご希望であれば剥がしていただいた短歌の著作権をお譲りします。
コメント欄にその旨お書き添えください。